面接行った後に異世界で女子会に巻き込まれた話
二次面接行ってきたー。。
んー。。まあ良い会社…だよね。
うんうん。。
はぁーでもなんかしっくりこない、
というか、なんか違うかも。が
根底にあるな…それはやはり
デザイン苦痛なのにまた同じ事やるの?
が纏ってるから。
その後、いつも気になってたけど入らなかった、フェティッシュなお店の前を通る。
ランジェリー屋さん…?
癒しを求めて、勇気を出して、
いつもは諦めてたのに今日は何故か吸い込まれるように入った。
そしたら……
夢のような空間だった。
なんて可愛いお洋服たち!!
しかし…気づいたら、
あれよあれよと言う間に、常連さんに加わり、店内奥のお茶スペースがあり、そこに参加し、その店常連さんのビューティフルな女性達と美味しい紅茶を頂いていて、気がつくとブワーッと転職の悩みを話してた…(恥)
だって皆聞き上手なんだもん!笑
本当に申し訳ないんだけど、、
でもすごく親身に話を聞いてくれて。
皆業者がバラバラで、皆の話も面白くて。
まさに「異世界に迷い込んだ」という
表現がぴったりだった。
最後に「頑張る女子は応援するから」
って見送ってくれて優しすぎてビビった…
私何も購入してないのに!!ww
いや…もう…とにかく。
こんなステキな店に会えて良かった。
と、面接からのまさかの異世界で女子会(語呂いい)で驚きの1日だった。
そこで、皆に話してて、改めて思うことをメモしよう。忘れないために。
この前の続きなんだけど…
◾️そもそも転職の原因
→デザインに対して向上心がないのに激務なのが辛い。デザイン3の他の何か7という仕事はないのか。向いてない
→賞与が欲しい。給料を上げたい
→違う制作環境も見てみたい
→ビジュアルや世界観を作りたいからアートディレクターになりたくてデザイナーになったが。ロゴやレイアウトやプレゼンシートの制作が中心の業務の毎日。それが「ビジュアル作り」から遠いのでは、と思うようになった。(New)
◾️ニート中に思ったこと
→今後はデザインじゃなくてもいい…
→様々なデザイン以外の求人みてみる、やってみる。単発で倉庫作業やケータリングスタッフなど。
→全くの別業界で、誰でも出来る仕事の求人も見てみる。食堂とかカフェとか。最初はそれでも良いと思ったけど、だったらこれまでの4年間なんだったの…?そんな結果は、私が可哀想…と思うように。
→かつ、「ニートになって、フラットな自分になった時に何が残るかな、結局何をしてるのかな」と自分を観察していたら、「やっぱり私、可愛いものが好き」なんだな。という結果に落ち着いた。
ずっと可愛いものさがしてるもん。
やっぱり私、可愛いものに携わりたいんだな。
→じゃ、私が思う可愛いってなに??
→好きな写真家「エレンフォンアンワース 」を思い出す。
そうそう私はこういうのを可愛いって思うの。こういうのをやりたいの!
→え、それって写真ってこと?
→いやいや写真家って。急すぎ。ねえ?
→友達「自分が可愛いものだと思うものを作りなよ。実際に視覚化することで自分も安心するし、形に残さないと。自主作品を作るべき」た、確かに〜!
→じゃあ私もファッション写真やる。カメラ買う!カメラ買った!待って楽しい!ブツ撮りも人撮るのも楽しい!よし、私が思う可愛いを撮るぞ!
→そのために可愛いについて熟考する。
私が思う可愛いは、エレンフォンアンワースの世界観。インタビューなど読み漁って深堀する。
→なんで可愛いと思うのか。エレンの写真に写る女性は、自由で官能的でハッピーでパワフル、セクシャル。そこに魅力を感じる。何故そう思うのか。
→私は「抑圧」が嫌い。
小さな頃は自由に振舞えてロマンに溢れていたけど
大人になるとそうはいかない。
お利口さんのフリをしないといけない。世間体を気にしたりする。
性衝動だって隠す。
人生は辛いことも沢山ある。
ストレスも沢山たまる。
そういった様々な抑圧から解放されて、「私を見て!私がナンバーワンなの!!」というように、自由でオープンで、自ら女性性を楽しんでる女性の姿が輝いててステキ、そういうのが見える所が可愛いと思うのだという結論。
「最高な私!こんな私を見て!!」という承認欲求って、人間の(特に女の子の)一番可愛いらしい面だと思う。
→だから、女性をファビュラスに昇華させる、ナンバーワンにさせてくれるアイテムにも惹かれるのかも。
(例えば宝石、キラキラしたもの、レース、ファー、ランジェリー、ピンク色)
人生、抑圧が沢山ある。
だからこそ、ロマンティックで非現実、ファンタジーなビジュアルが好き。
だからこそ、それを打ち破り、自ら輝く女性像は最高に”可愛い”。
↓↓↓
と、いうものが私が思う可愛いの定義。
(ちなみに面白いのが、友達も人生辛い事がある。というスタート認識は同じなのに、「だからこそ着飾ったり取り繕うのは嫌い。生々しく現実にリアルであれ。」という考えの持ち主だった。
私は「だからこそ、どうせ夢を見るなら沢山着飾ってロマンティックな世界観を見よう。見せよう。」という主義。
人って違くて面白い。)
その可愛いに携わりたい。
私の可愛いと思う美学に近い所に居たい。
という目標を満たすのならば
デザインじゃなくてもいい。
写真家だと思ったけど違うのか…??
うーん…
写真をやる事じゃないのかなぁ…
うぅーん…
でも写真やる事は大事だと思う。
自分が思う可愛いを視覚化する作業だから。
あとランジェリーショップの店員も
何度考えたことか。
(ランジェリーショップもいいお店中々無いんだよね…むしろ異世界ショップで働きたいけどあそこは違う、憩いの場として取っておこう…)
やはりアートディレクターの道で
間違ってなかったのか???
いやいや、でもさ、
またデザインやるのが
苦痛じゃないのかなーってのが
やはり心配。そこよ。
でも…もしかしたら、
やりたい世界観や目標が出来たら、
デザインが上手くなりたい動機も出来て
前より辛い事はなくなるのかな。
そしてデザイン、ディレクションスキルが
もし身につけば、、
いつか何か出来るのかな。
女性雑誌の撮影ディレクションとか。
可愛いお店のショップカード作るよ、とか。
ビジュアルブック作るよ、ディレクションもするよ。とか。
でもやるなら自分色でやりたい。
もしアートディレクターになるならね。
そういう作家性を出すためには
「質のいいアートがなんなのか見極められるようにしないと」
ってあの社長言ってたな…
ちなみに、今の受けてる企業、
滅多にないくらい、いい所。
それは、ものづくりのロジックもしっかりしてるし、ヒアリング力も高い。そしてデザインクオリティも高い。
インプット力もアウトプット力も高い!
なんだが、どーも案件が固いんだよなー!!
真面目すぎるというか…
うぅ…これで女性商材が多かったりランジェリーとかの案件やってほしいんだけどなぁ…うぅ😭😭😭
そしたら自分の美学に近い所に身を置ける。
…
今日お店で話してた人が言ってた。
「基礎は大事だよ」って。
「物を作るのは死ぬより辛いこと。
だから私、死ぬ覚悟がない人はものを作る資格はないと思ってるの」
「そんなに辛いんだから、作ってて嫌になるのは当然だし、もう嫌だって思うのって、とても正常よ」
「その年で転職考えるとき、デッドオアアライブ、生きるか死ぬかって感じでしょう。私もそうだったし、その辛さ、誰でも通る。もう私が出来ることってパンパンだ!って思うのよね。」
「でもね。デッドオアアライブに打ち勝つ方法。あるよ。それは自分。自分に打ち勝て。さすれば、パワーアップした歳を取れるよ。」
「あっちも良い、こっちも良いって思うよね。私の場合、それで一回別のものに転職したけどパワハラで半年で辞めたよ。でも今思うと、あのままやってても続かなかったのかなぁって思うし。」
「また辞めたいと思った時は、自分落ち着け。って思った。とにかく当たり前の事をやろうとした。起きる。仕事行く。普通のことをやる。これを繰り返していく。そうすると、「こういう事なのかな」っていうものが見えてきた」
なんかネットでは見た事のないリアルに良い話聞けたんですけど、あのお姉さん何者だったんだ。
…
今日お店に行って、
そのお店が「女性が自由に楽しめるお店にしたい」というコンセプトだから
買い物目当てじゃなくてもお茶しにくるだけでも良いんだって。そこでワーワーお客さん同士で交流してほしいとも言ってた。
この体験から、
「あ、私が考える可愛いの美学を叶えるのが、一番大事なんだよね。
ビジュアル、ビジュアルって考えてたけど、他の方法もあるのかも」って思えた。
そこを見直そう。ちゃんと。
美学を叶えられる所を。
そう思えただけでも、
あの異世界みたいなお店に
あのタイミングで行けて本当に良かった。
いや…まあ、
そこの面接落ちるかもなんだけど!!
心の準備はしておこうな!!!