椎名林檎インタビュー

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何気なくみた椎名林檎インタビューが

とてもよかった。

 

https://youtu.be/FwgSyV30O68

 

休業した理由1

純粋に曲だけ聴いてほしいけど

ミュージックビデオや

髪型、奇抜な服装が必要となり

それをして曲が伝わるのなら容易いと

やっていたが影響力ありすぎて

(ライブにナースの格好でファン殺到とか)

このままではいけないと。

付けた飾りがメインになりすぎた。

 

 

理由2

学生の頃の曲と

デビュー後の曲をまとめるにあたり

つなぎの曲も作る行為が必要となる

その芝居うってる自分が疲れる。

でも…

「自分の名刺、自己紹介」

となるから、そのメリットのために制作してきたけど、

(今後これに根元から共感してもらうためのお友達探しとして)

これがずーーっと続く悪い予感がした

ずっと見出しだけ作って終わるのか?

正しい名刺じゃなくなっちゃう。

それをやるくらいなら一度お休みしたい

 

商業的に意識しなければ

ならない部分

 

総合すると

丁寧に作らなくなるのが嫌だった

雑や流れ作業だと、根本が汚れてきちゃう。

じゃあ、早く結婚して人間としての営みを大事にしようと思った

 

↓↓↓

出産育児中

人がいかに生かされてるかを感じいるようになってくる。

子育て忙しすぎて書く気全くなかったんだけど、

9.11の残忍な映像にショックを受ける

それを受け止めるキャパが自分にはないと感じる

だって、元々は社会と自分なんて繋がりがないと思ってた

女は女の人生を全うするのが一番の仕事。それを邪魔されるのは、すごく商業的でくだらないことだ。と社会との接点を無くなるまで切ってしまった自分は恥ずかしいと思うようになる

でも、私が接点を持とうと思ったら何ができる?

沢山の命が失われる状況を変えれるよう、なぜできなかったのか?

周りもなぜできなかったのか?

周りにも出来る人はいない。

ならば、そっちの方向にちょっとでも出来ることは何かないか?

全くない!とここで諦めるのはおかしいし、見なかった事にするのもおかしい。

その時の選択肢には音楽しかなかった

音楽なら、伝わる相手には「私はこう思ったよ」を伝えられる。(人々を助けられるのでは)

傷ついてこもってはいけない。

私は女だから、社会をどうにかするより、

人々の気分、感情に作用すべきかと。

関係することを恐れてはいけない。

 

それらを、生きてるうちはギリギリまでやっていこう。と思い直した。

音楽に対してこんなに思ったことなかった。

 

ただ、商業、経営で売り上げや数字が付きまとう分、ずっと苦しい。

もうこれ以上我慢ならないとなった時にはまた辞めるかもしれない

 

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正しい名刺じゃなくなっちゃう。

という気持ち凄いわかるな…

その後、伝えたい事があるなら

そのツールとしてまた一度嫌になった

音楽、それしかないから、また音楽に

戻ったのがすごい。

椎名林檎

自分に打ち勝ったんだろうな。

同じ場所に戻ったと思えるけど

きっと椎名林檎の自身の中では

音楽に対する向き合い方、利用の仕方?

がガラッと変わったんだと思う

だから業種は同じだけど、

向き合い方が変わったから

ある意味異業種への転職だと思う…笑

とか思ったりして!

少し勇気をもらえた。